私は･･･私は･･････

こんな･･･こんなことって･･････




なんていきなり。しかもこんなに唐突に････

現実ってやっぱり厳しいや。

神様なんてやっぱりさ、
人間の作り出した空想の人物にすぎないんだね。

今をつくりあげていくのは、人のそれぞれの思いや、行動からだけど、
数多くの偶然が重なってるだけなんじゃないか･･･なんて。




私の思いを聴いてください。


内容は、






Ｏちゃんとジョージのこと。

ご存知である人がほとんどだと思うけど、（汗
私の好きな人・ジョージはね、ひとつ年下のＯちゃんと付き合ってるの･･･。
でも、1学期の終わりにＯちゃんは転校。
それでも、ジョージとＯちゃんは、ずっと付き合ったまんまだったんだ。



そして今日･･･私は悲痛な報告を耳にした。
理科の時間、前の席の男子が私にこう言った。













「そういえばＯ（ちゃん）、今日学校きとったなぁ」


















･････




















･･･え･･････？













Ｏって･･･Ｏちゃんのことだよねっ！？？
でも彼女は･･･


いてもたってもいられず、早口で続けた。



あずさ「えっいつ！？」
男子「今日」
あ「どこに！？？」
男「え、、３階」（３階は２年生の階
あ「････なんで？」
男「転校してきたから」









てん･･･こう･････？

どこに？









『ココ』に････････？




















え、でもちょっとまって。彼女は他の中学校に転校して････そして･･･



そして･････

またこの学校に転校しなおしたってこと･･････？











そんなことって･････






















あずさ「いつから？」
男子「今日から」


























今日から･･･？









今日から、彼女は･･････










何かが音をたてて崩れていく。























ずっと積み重ねてきたものが、いっきに崩れた感じ。















Ｏちゃんが転校して、そりゃぁ、まだお二人さんは付き合ってたとしても、
自分は有利かなぁとか思って。。
初めはそう考えるの、あんまり好ましくなかったんだけど、
恥ずかしがりな私には、もしかしたら頑張るために与えられた
大切なチャンスなのかなぁって。思うようにしてたけど。




幸福なときって、長くはつづかないものだね････





















別にＯちゃんが私たちの学校に戻ってきたからって、
ジョージとＯちゃんが、目の前でイチャイチャするのとか
見るわけじゃないけど、けど････



やっぱり不安かな。
私と全然タイプが違う、積極的な彼女が近くにいたら、

正直、もうだめだ･･･って弱気になるし。それに、
Ｏちゃんがジョージを見る視線とか、すごく気になる･････（全校集会のトキとか


ジョージが見られていることに、嫉妬をしちゃうわけです。





ぶ。。私、彼女でもなんでもないのにね･･･




それに････

それにね、やっぱり一番嫌なのは、ジョージの視線かなぁ･････








付き合ってるんだから、付き合ってる彼女が近くにいたら、見るよね。









そういう姿みると、本当に辛いや････




















もう自分は、二人の関係の間をわって歩く勇気はございません････。






























久しぶりにみたＯちゃんは、また可愛らしくなったような気がする。







Ｏちゃんと会うのが怖い。


比べてしまう自分がいるから。

とんだアホだね。
頭ではわかっていても、いざ目の前にするとどうしても駄目･････。



























今日だって昼休み、図書館に行ったらジョージがいた。







そして遠くの方で彼を眺める･･･Ｏちゃんの姿。














































聞いた話が、現実となって私を襲った瞬間だった。















この二人が近くにいるのを、眺めてられないや･･･



































その後、静かに図書館を後にしました。