好きよかもっとずっと･･!!!

「ジョージッ!!!」


バンッ!!!
扉を乱暴に開けたせいか、１組の教室内に響く音は、とても大きかった。
教室内が、いっきにシン･･･と静まり返る。



そんな中。


もともとの元凶である、私、小柳梓は、
扉を開けたままの姿勢で、目の前の席に座っている、男の子をキッと睨みつける。
彼の名はジョージ。
まぁ･･･私の好きな人であるのだが。

ジョージはビックリしたのか、私の方をみたまま、動きがとまっている。





教室内からあつまる、視線。
ジョージのあっけな顔。

そんなもの、まったくおかまいなしといった感じで、
あずさはジョージにツカツカと歩み寄る。



「勘違いしないでよねっ!!!」

あずさはジョージを睨みつけて、そういいはなった。
ジョージのあっけない顔が、さらにあっけなさを増す。

「ジョージ、私がジョージのこと好きだと思ってるでしょ!??
　勘違いしないでッ!!!私、別にジョージのこと好きじゃないから。
　私は････ッ」

そこまでいうと、あずさは一旦、乱れた息を整える。
そしてジョージの胸元をギュッ･･!!とつかむと、


「ジョージが好きどころじゃなくて、大好きなの!!!
　好きよりももっともっと、大好きなの!!!
　勘違いやめてよね。本当。」


それだけ言い捨てると、スッキリしたのか、ちょいとすがすがしい顔をして、１組をあとにした。

あずさが去った後の１組はまだシーンとしていた。













しばらくして、ジョージはやっと嵐がさったことに気づき、
先ほどあずさにつかまれた胸元を握った。





何だ？


今の･･･････。





･････何か･･･

何かいきなりすぎて全然わかんねぇんだけど････



ってゆうか、アイツバカじゃね？笑



本当、むちゃくちゃな女だよ･･･





















まだあっけにとられる教室の中、



ジョージひとりだけが、笑っていた。
































･････あーえと。　爆


ジョージが今日、「絶対あずさ俺のこと好きやしー」
っていってたのを、ゆなから聞いて、
何かパッと頭に浮かんだのが･･･コレ。

まぁ、一応、これ告白っぽいから、（ってかそうでしょ）
実際は、こんなみてる教室の中でいえないだろうけど、
いえたらなんかまぁ･･･かっこいいなぁーっと思って。　何
実際、これしてみて、ジョージの顔がどんなンになるか、見てみたいし。笑

まぁ･･･どぅ考えたって、やっぱり私、極度のシャイガール。
妄想したところで、結局できるはずないけど･･･
まぁ、こんなのもありかなー？って。（イヤ、ねぇだろ

あ、ちなみにジョージは１組で私は他のクラスですー（どうでもよしっ




だれか読んでみて思ったことあったら、感想くださいー（>Ａ<；