久しぶりの会話は

「入っていいよ」

彼は確かに私にそう言った。







―――――――いつからだっただろう。



君と話さなくなったのは。





あれから何ヶ月もたつのか･･･

もうすぐで運動会。

なので、各クラスの応援団は放課後教室に残って、
いろいろ案を練っていた。


私も応援団で残っていたけど、
他のクラスよりも一番早く終われた･･･！



ので、ちょこちょこ１組に顔だしてたわけですね。

なえならジョージも応援団で残っていたからだ･･･＋ニヤリ



２回目か３回目くらいだろうか。
１組には、副団の私の友達・ゆなもいるので、
ゆなに用件を伝えに、１組にむかった。




私がゆなとしゃべっていても、
ゆなの後ろにいるジョージの存在が気になる･･･

見たかったけど、目、あったら恥ずかしいし････

って、へっぴり腰の私が情けない。


ゆなといろいろ話してて、
「まだかかりそうでしょ？私、先帰る？」

とか何とかゆなとしゃべっていると、ジョージから一言。


「入って良いよ」


そのとき、確かジョージと目があった。（よく覚えていない




私･･･

１組行くと、ジョージがいるから何か恥ずかしくて、
体を壁でかくして、こう、教室のドアに顔だけひょこってだしてる感じで、
教室の中を見てたんだよね。このトキもこの姿勢だった。


だからジョージがこんなこといったのかな？



あずさ「え！本当！？」
ジョージ「うん」



とかなんとか、ちょこちょこと会話したなぁー。

でも、このときのことがハッキリ思い出せない･･･

変だな･･･ジョージの記憶が、なんだか最近薄くて･････
最近起こったことでも、すぐ忘れちゃう。


彼がそのトキ、どんな表情してたのかも思い出せない。















＋＋＋＋＋＋＋＋＋



しばらくして、どうしても暇だったので、（結局ゆなを待つことにした
友達のヒロと１組に出張してきました･･･＋
１組の教室の中入りました。
そして、ジョージとわずか２メートルたらずのとこまで接近･･･///
ジョージは窓際にいて、私も窓際に行ったからね。
緊張した･･････///

ヒロの方、向くと、向こうにジョージが見えるからね･･･
必死に目を合わせないようにしました。
あれ絶対１回はあうはずだったのに･･･


どうしても彼の方を見るのが怖いんだ。



たかが緊張してるだけなのに、

意識しちゃって、

落ち着かなくなって、

平静さをたもてない･･･････





少しの勇気もだせない自分が、



何だか、とても醜い。















『頑張る』と誓ったはずなのに。


けど人は、その目標を簡単には達成できない。


簡単じゃないから『頑張る』という言葉があるのかなぁ･･








































追記。



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